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Home » 作品 » 山行記 : 1998/07 白馬大雪渓・白馬岳・栂池

[山行記]1998/07 白馬大雪渓・白馬岳・栂池


初めての山行。母と2人。この頃はカメラを持っていない。

1998年7月20日(月・祝)

新宿7:00発JR特急「スーパーあずさ」で白馬へ。

駅前で軽アイゼンを借り、松本電鉄路線バスで猿倉へ。猿倉荘の主人が下山者に誰彼なくビールを勧める。梅雨明け直前の雨の中を白馬尻へ。村営白馬尻荘、続いて今夜泊まる白馬尻小屋が見える。

白馬尻小屋は1泊2食1人8,500円(税別)初めての山小屋泊。蚕棚の相部屋で寝る。夜の屋外トイレはヘッドランプを使用。木立の中、キヌガサソウが美しい。

1998年7月21日(火)

軽アイゼンを付け念願の白馬大雪渓へ。晴天で多少ガス。スプーン状に固まった雪がステップの代わりになり、きつい登りも幾分救われる。クレバスの通過は緊張。今年は雪渓の縮小が早く、上部の小雪渓は既に消滅。葱平手前で軽アイゼンを外す。建設中の避難小屋で大勢が休憩。ガスに包まれたきつい登りに気が付くと、斜面一面が信じ難いまでのお花畑。ハクサンフウロ、ミヤマキンポウゲ、クルマユリ、タカネシオガマ、イブキジャコウソウ、ミヤマトリカブト…「花の白馬」の異名は伊達ではない。

昼前に村営頂上宿舎で休憩。水場の豊富な雪解け水がうれしい。白馬山荘までの登りに咲き乱れるハクサンイチゲ、シナノキンバイ。ウルップソウは終わりに近い。白馬山荘で軽アイゼンを返却し、この日本最大の山小屋に宿泊手続をする。宿泊費(昨夜と同額)プラス個室料金8,300円(税別・予約時に送金)2畳の和室に荷物を置く。

展望レストランで昼食。杓子岳・白馬鑓ヶ岳の眺望を楽しむうち、夕立になり山荘内は巨大な雨具乾燥室と化す。「山は午前中が勝負」とはこのこと。夜、屋内トイレに起きると、窓から遠く魚津の街明かりが。

1998年7月22日(水)

ガスの中、白馬岳山頂でおぼろげなご来光を見る。山荘で弁当を受け取り出発。三国境、小蓮華山と続く道の脇、石囲いで保護されたコマクサが稜線の強風に揺れる。「高山植物の女王」のイメージから想像しにくい可憐な風情、気が付くと富山県側の斜面に無数に咲く。

箱庭のような栂池自然園が見える頃、白馬大池山荘に到着。昼食後、澄んだ白馬大池の湖畔、大きな岩がゴロゴロする道を飛び飛び登る。白馬乗鞍岳を過ぎ、小さな雪渓のトラバースでロープを握り締める。天狗原、栂池自然園と続く木道の下りで足をやられる。

何とか栂池自然園のロープウェイ乗り場まで辿り着いた途端に夕立。ロープウェイ、ゴンドラリフトと乗り継ぎ、麓の栂池高原で八方温泉の宿を電話予約。温泉と豪華な夕食で疲れを癒す。

翌日はジャンプ競技場など白馬界隈をぶらつき、宿に帰るとまた夕立。梅雨明け前にもかかわらず今回は雨の被害を3度免れる。24日(金)に帰宅。



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