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ここでは、次の全てに当てはまる人を対象に話を進めます。
(1) 電子書籍の中身となる日本語の原稿(文章データ)がある。
(2) 画像は表紙のみ使用する。
(3) k_airyuuさんのサイト『本好きに送る「電子書籍のつくり方」講座』の内容が理解できる。
(`◎∇◎´) 電子書籍のテンプレート(ひな型)は電書協のサイトからをダウンロードできます。
※それにしても、拡張子を「.epub」から「.zip」に変更してから解凍……って凄い手順ですね。
( ゚∀゚) あれ? k_airyuuさんは一度、原稿を別のHTMLファイルにマークアップしてるよ?
(`ー∇ー´) 私は面倒なので、テンプレートに原稿を直接コピペ&マークアップしちゃいました。
( ゚∀゚) かえって面倒じゃない?
(`ー∇ー´) そうでもないの。今回は短編集で作品自体は短いので推敲しながら、挟み貼り付けツールで文章を<p></p>その他のHTMLタグでひたすら挟みまくり。
( ゚∀゚) 本当に Web制作みたいだね。
※通常は k_airyuuさんのやり方で。エディタの検索・置換機能と正規表現は必須です。
(`ー∇ー´) テンプレートの各ファイルは、最終的に次のように編集・削除しました。
【電書協 EPUB3 制作ガイド(ver.1.1.3)より】
book-template
├ mimetype ※編集なし
├ META-INF
│ └ container.xml ※編集なし
└ item
├ standard.opf ※編集
├ navigation-documents.xhtml ※編集
├ image
│ ├ ad-001.jpg
│ ├ cover.jpg ※同じファイル名で新たに作成
│ ├ img-001.jpg
│ ├ kuchie-001.jpg
│ └ logo-bunko.png
├ style
│ ├ book-style.css ※編集
│ ├ style-advance.css
│ ├ style-check.css
│ ├ style-reset.css
│ └ style-standard.css
└ xhtml
├ p-001.xhtml
├ p-002.xhtml ※編集して5分割 → p-1.xhtml~p-5.xhtml
├ p-003.xhtml
├ p-004.xhtml
├ p-005.xhtml
├ p-ad-001.xhtml
├ p-caution.xhtml
├ p-colophon.xhtml ※編集
├ p-cover.xhtml ※編集なし
├ p-fmatter-001.xhtml
├ p-titlepage.xhtml ※編集
└ p-toc.xhtml ※編集
( ゚∀゚) 取り消し線は削除したファイルか。結構減ったね。
(`◎∇◎´)b ここで注意! ファイルの削除・追加・リネームなどファイルの構成を変更したら、必ず「standard.opf」(書誌情報)の内容も同様に変更してね。
※書誌情報とファイル構成が一致しないと、電子書籍データに圧縮する時にエラーが表示されます。