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[山行記]1999/05 八方池


初めての残雪。単独。

1999年5月1日(土)

新宿8:00発JR特急「スーパーあずさ」で白馬へ。

松本電鉄路線バスで八方へ。晴天の下、あり余る残雪とスキー・スノーボードを警戒しつつ、ゴンドラリフト、アルペンクワッドリフト、グラードクワッドリフトと乗り継ぎ八方池山荘へ。

宿泊手続後、八方池までステップが切られた残雪を登る。一般客が多く、登山客やスキー客、一面の雪にテントを張る人。「八方池」の札の立つ雪原では、大勢が池を求めて歩きまわる。危うく沢に下りようとする人に「今歩いている雪の下が池ですよ」と教える。

山荘は思いの他混雑する。水不足のため風呂はなし。外の雪は使えないらしい。

1999年5月2日(日)

白馬三山・第3ケルンより 不帰ノ嶮・第2ケルンより

早朝ヘッドランプを点けて出発。稜線の雪は強風に吹き飛ばされている。

日の出を待つ間、第3ケルンに避難し、寒さにゴアテックス®の上下を着る。テント集団は誰一人外にいない。日が昇り始めると、寒さに震える手で辛うじて白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳の白馬三山を収める。

下山途中、カメラ内部のゴミが映り込むことに気付き(後にカビと判明)以後撮影を断念する。恨めしいまでの青空と雪山。

下山後、白馬駅前で自転車を借り、共同浴場「倉下の湯」(塩の道温泉)へ。途中の松川に架かる白馬大橋は、白馬三山の有名な撮影地。しかしカメラは…。



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