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Home » 作品 » 山行記 : 2000/04 上高地・涸沢

[山行記]2000/04 上高地・涸沢


昨年5月の八方尾根に懲りてスキー場のない場所に。単独。

2000年4月29日(土・祝)

新宿23:00発(集合22:30)松本電鉄会員制バス「さわやか信州号」上高地ルートに乗車。

2000年4月30日(日)

早朝、大正池で途中下車。晴天の下、湖畔はカメラと人で埋め尽くされる。上高地バスターミナルへの途中にニホンザル達と遭遇。目が合わないように気を付ける。

上高地で朝食後、明神池、徳沢と進む間もニホンザルご一行と遭遇。やり過ごそうと明神岳を撮影していると、隣で同じ様に眺めだす馴れ馴れしい奴も。今年は雪が多く、芽吹きもまだ始まらない。徳沢を過ぎると道は雪の下に埋まり、凍って雪の積もる梓川の上をズボズボ沈みながら横尾を目指す。

横尾山荘では風呂場を新築したとのこと、宿泊手続をすると「中部山岳国立公園 奥上高地 横尾山荘」と書かれた浴用タオルをもらう。予定外の入浴後、相部屋のベットに1人潜り込む。

2000年5月1日(月)

涸沢

快晴の下、新しい立派な横尾大橋を渡り、雪の横尾谷を進む。雪解けで流れが露出する箇所が多く、ペンキ跡と踏み跡に目を集中する。本谷橋の下をくぐると傾斜が増し、一面の雪の斜面を涸沢に向かうステップと無数の踏み跡。思い思いにザックを置き、休憩する人の姿が点々と見える。私も時折ザックを降ろし、チョコレートと水で一息つく。

涸沢に着くと、手前の涸沢ヒュッテは、バッテリー音や煙、小さな鯉のぼりで位置はそれと知れるが、肝心の建物が見えない。それよりも高台で眺めの良さそうな涸沢小屋で宿泊手続をする。

涸沢小屋は私と同じ1965年生まれで、近々改築予定とのこと。蚕棚(今回も独占)のある2階は、小屋を支えるワイヤーが剥き出しで、床が傾いている。雑誌『山と渓谷』や『岳人』のバックナンバーが揃っており、中央の炬燵で読みながら夕食まで過ごす。

2000年5月2日(火)

朝、快晴の下、来た道を下山。途中の横尾で、上高地の西糸屋山荘の相部屋を予約する。帰りの足を確保した後、西糸屋の風呂で汗を流す。

ベットと畳の間のある相部屋で、同室の女性は、本日は焼岳に登り、翌日は某登山用品店の主催する登山教室に参加するため涸沢に行くとのこと。夕食時、涸沢小屋で一緒だったグループと再会、山の話で盛り上がる。

翌日、上高地13:30発(集合13:00)「さわやか信州号」で帰京。



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動物をモチーフにした短編集。5作品を収録。

『信濃の国は』移住した信州での日々。

『カッコウの呼ぶ声』近未来の男女に関する一考察。

『月のウサギ』今昔物語に拠る戯曲。

『登攀ガエル』ニホンアマガエルとの交流。

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