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母と二人。2000年10月に単独で縦走したルート。カメラを忘れて写真なし。
曇り。朝、白馬の自宅を出発、扇沢に車を置く。窓口で5日間有効の往復券を勧められるも、天候で停滞も予想されるので片道にする。関電トロリーバス→黒部ケーブルカー→立山ロープウェイ→立山トロリーバスと乗り継ぎ、室堂へ。
ターミナル屋上の広場の玉殿の湧水を補給し、室堂山への道をゆっくり登る。例により、母は登り始めが辛そう。岩のゴロゴロする急な登りの後に、見覚えのあるピラミッド状の石積みと祠のある浄土山山頂へ。やや過ぎて富山大学立山研究所の建物近くで小休止。
一ノ越へ下る途中、ハイマツの茂みにライチョウが2羽、悠々と砂浴び中。母鳥と成長した雛か?
早めに一ノ越山荘に宿泊。
連日の風雨。一ノ越山荘で停滞。食堂にあるビーパルとヤマケイ、岳人のバックナンバーを読み漁る。夕方には豆炭あんか(懐かしい)が配られる。有り難い。14日に初雪、寒い訳だ。
快晴。早朝に出発、雄山へのザレ場の急登。山頂には初雪が残る。神社でお祓いを受け、おみくじを引く。二人とも大吉。これ以外は箱に入ってないと思う、多分。
鳥居の左側の道は岩伝いの上に昨夜の初雪が凍り、恐る恐る歩を進める。大汝山、富士ノ折立とザックを下して小休止。
別山の登りで、母がストック先端のゴムカバーを遥か谷底に落とす。広々した別山山頂に登り切り、眼前にそびえる山を見た母が一言。「あの山凄いね。何?」……代わりに謝ります。ごめんなさい、剱岳。
別山乗越へ下り、剱御前小屋でラーメン休憩。雷鳥坂を室堂へ下山後、みくりが池温泉で一泊。翌日に扇沢経由で帰宅。